2009EICMA/新ヘルメット・レポート【動画】
09年11月26日
こんにちは、バイヤーの岡林です。先週に引き続き、11月10〜15日まで開催されたEICMA/ミラノショーの情報をお届けします。
今回は、New Max社の新製品をご紹介します。
まずは、スペシャルムービーをご覧下さい。(皆さんのブログにこの動画を貼り付けてもOKです)
New Max社とは、Motorimodaで取り扱っている「クロムウェル」「モスキーノ」「ボルサリーノ」「フェラーリ」といった、スタイリッシュなヘルメットを手掛けるイタリアンメーカー。これまで40年にわたってヘルメット製造に携わり、ハンドメイドによる高いクオリティで知られるイタリアを代表するブランドなのです。
↑New Max社のブース。オシャレで落ち着く空間でした。海外の展示会は、一般公開と同じくらいビジネスでの目的を重要視しているので、出展ブースには商談スペースを用意しているのがふつうです。
Motorimodaとして、2009年EICMA/ミラノショーでの最大のトピックは、このNew Max社がブレーキメーカーの『ブレンボ』とコラボレーションした、「ブレンボヘルメット」の発表でした。
↑多くのバイクメーカーと同じく、報道陣を集めたプレスカンファレンスも開催しました
両社は、ヨーロッパでのバイク事故の約70%が街中で発生していることに注目し、街中でも安全なヘルメット開発に着手しました。そこで生まれたのがフルフェイス型の「B-tech」とジェット型の「B-jet」です。
↑赤い帽体がフルフェイス型の「B-tech」、青い帽体がジェット型の「B-jet」
ともにクルマ用シートベルト・ブランドとして知られるSabelt/サベルト社が開発した“オートマチック・フィットベルト”を採用しています。
この“オートマチック・フィットベルト”は実に画期的です。これまで左右2本に別れていたアゴ紐は、D型リングを介したりロック機構を使ったりして、アゴ下で締結されていました。しかしオートマチック・フィットベルトは、左右のチークパット下で繋がった1本のアゴ紐を、右側チークパット下にある赤いボタンを押しながら引き出し、ヘルメットを被ります。そしてアゴ紐を引き出したときと同じ赤いボタンを押すと自動的にアゴ紐が巻き上がり、アゴ下で適度な余裕を持たせた状態でフィットするというものです。この締まり具合が絶妙ですごく良いのです。
↑左/アゴ紐に「Sabelt/サベルト」のロゴが見えます 右/チークパット部分に見えるこの赤いボタンでアゴ紐を引き出し、そしてフィットさせます
上のスペシャルムービーには、その動きが確認できる映像も入っています。是非チェックしてみて下さい。また、いつも私とやりとりをしている、海外セールス担当のファブリツィオさんがこのブレンボヘルメットのほか、New Max社が展開する様々なヘルメットの解説もしてくれています。こちらもお楽しみ下さい。
↑NewMaxブースを案内してくれたファブリツィオさん。柔道も習う大の日本通です。彼の口癖は「着物を着た日本人女性と結婚したい」とまあ具体的なアプローチ。日本市場にとても協力的なナイスガイです。
EICMAは、世界中から二輪メーカーや用品メーカーが参加する世界最大規模の展示会です。国や文化によってオートバイの考え方や用途は異なりますが、この乗り物を通して広がる商品やスタイルには新しい発見があります。私はMotorimodaのバイヤーとして、新しく、時にはクラシックなモーターカルチャーやスタイルを世界中から探し出し、みなさんにご提案したいと思います。



