時は遡ること1990年代前半、日本のモードファッションを引き下げてパリにデビューを果たした、SHINICHIRO ARAKAWA代表、荒川眞一郎氏は、その斬新な発想と枠にとらわれない表現力で、並みいる世界的デザイナーを押しのけて、パリコレへのステージへと駆け上がりました。Motorimodaでは、この時期のSHINICHIRO ARAKAWA作品に着目し、当時発表された貴重な生地を発見することができました。今回、荒川氏にこの貴重な最後の生地を特別に譲り受け、ハンチングを制作することに致しました。

そもそもこの生地は、1枚生地をパターンに沿って裁断することで、ジャケットを作れてしまうとというもの(セルフメイドキット)。この生地をさらに染色し、ビンテージテイスト風に仕上げました。この1枚生地から取れるハンチングはわずか12個!しかも、本来の生地がジャケット裁断用にデザイン(裁断する目印として、生地には小さく数字やアルファベットが付されております)されているので、1個1個ハンチングの模様が異なります。
12個限定の中のさらにオンリーワンモデルとなります。サイズ調整も可能で、後頭部のベルクロ部分にはMotorimodaらしくブラウンカラーのレザーが使用されております。
これだけではありません。
エレガントな6輪生活を提唱するMotorimodaでは、右後頭部にはバイクを表現する②を、左にはクルマとして④の刺繍がさりげなく施されています。つまり、バイクにもクルマにもご使用頂きたいという、Motorimodaからの願いでもあります。


裏地を見てみましょう。2ブランドのネームタグが配置され、さらにSHINICHIRO ARAKAWAのスーツで使用されているものをチョイス。ひそかなエレガンスも必要でしょう。僅か12個だけのハンチングではありますが、この商品開発におけるミーティングは多数に及び、両社が口角泡飛ばしながら完成した逸品です。




荒川氏はこの生地への思いについて、次のように語っています。
「この生地の面白味は何と言っても制作段階を見る楽しさ、プラモデルの様な洋服と言ったところでしょうか。服の原形を実際に見た事の無い方には単に構造をみて頂くという事にも興味が引かれる事だったと思われます。ただ、一番言いたかったのは、服を作るにあたり、使われる部分と使われない部分があり、使われない部分があって始めて洋服が出来上がる。その判断を下すのは作る本人である。という事です。これは人生そのものとも言えるのではないでしょうか」
さて、この幻のハンチングですが、Motorimoda銀座店のみで入手可能。すでに1個は店頭展示用に完成しておりますので、ご興味のある方は直接お手に取って下さい。
*当商品は使用生地の性質上1つ1つ生地デザインが異なりますので、ご注意ください。
SHINICHIRO ARAKAWA×Motorimodaハンチング
カラー:ビンテージジアイボリ&ブラック
素材:コットン100%、牛皮(調整ベルト部分)
価格:18,900円(税込/12個限定品)
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