ラリーそしてル・マンを制したアルピーヌ~勝利への栄光~

May 03,2020

2017年に復活した「アルピーヌ A110」
最近では、ベースモデルにも搭載される1.8リッター直列4気筒ガソリンユニットに、ターボチャージャーのブースト圧を0.4バール高められ、最高出力はベースモデルから40馬力アップの292馬力/6400rpmを発生する高性能版「A110S」も登場。軽量化を突き詰めたボディ+ミッドシップレイアウト+2シーターの組み合わせは、サーキットからワインディングまで楽しめるホットモデルとして人気を博しています。

そんなアルピーヌですが、実はA110のラリーの他に、ル・マン24時間レースも制覇していたことをご存知でしょうか。

1973年にA110で初代WRCマニファクチャラー・チャンピオンの栄誉に輝いたアルピーヌは、戦いの場を耐久レースに移すことになり、専用で開発されたスポーツプロトタイプカーがA440でした。このA440、発展型として(1978年までのあいだに)A441,A442,A442B,A443まで登場することになるのですが、この頃の最大のライバルとなる、ポルシェ936に勝つことが至上命題となるのでした。

ポルシェはご存知の通り、1951年に356でル・マン初参戦して以来、着実に進化を遂げており、耐久レースのノウハウでいえば、ポルシェのほうが圧倒的に上であり、一方のアルピーヌ・ルノーは、「速さ」で勝負するしかありませんでした。当時のレギュレーションでは3000ccに収めるようにルールが定められており、ポルシェ936のスペックは、排気量2,142ccにターボ係数×1.4、それに対してアルピーヌは、排気量1,996ccにターボ係数×1.5。ターボ係数を低くして着実に勝利を狙うポルシェに対し、アルピーヌはコンパクトなエンジン(排気量を落として)その分、ターボでパワーを補う作戦。速いことは速いのですが、すぐに壊れてしまうのが弱点でした。

1977年のル・マン24時間レースで4台のA442をエントリーするも、4台ともリタイヤという結果に終わりますが、迎えた翌78年のル・マン24時間レース。再び4台のマシン(A443とA442Bは各1台、A442×2台)を持ちこんだアルピーヌ・ルノー勢は、F1に注力するために、いち早くル・マンで勝利することが絶対条件でした。4台のなかで唯一のクローズドボディを武装するアルピーヌ・ルノーA442Bがトップを死守。レース終盤にトラブルを抱えるも、2位から追い上げるポルシェ936/78の猛追を振り切り、見事ディディエ・ピローニとジャン=ピエール・ジョッソー組の2号車が総合優勝。1976年と1977年の雪辱を晴らすことに成功しました。
そして、このル・マンで勝利を得た、1.5リッターV6ターボエンジンは、F1へ投入することになり、後々グランプリに革命を起こすことになるのです。

ラリー、耐久レース、F1で培われたサクセスストーリーは、アルピーヌ無しでは成し得なかったといっても過言ではありません。
A110の復活とともに、ルノー・スポールの母体としてアルピーヌの名が復活した今、かつてディエップ工場で生産されている新生アルピーヌA110には創業者ジャン・レデレの血や、A110、A442BやF1で培われたノウハウが宿っているはずです。

アルピーヌ・ジャポン公式サイト⇒https://www.alpinecars.jp/

エンデュランス レーシング ル・マン 1978 ブルゾン

本家フランスのエルフからリリースされている、1978年のル・マン24時間耐久レースで勝利した、ディディエ・ピローニ/ジャン=ピエール・ジョッソー組のアルピーヌ・ルノー A442Bの名が与えられたブルゾン。襟部分はボタンタイプ、左胸と裾部分にあしらわれたelfのロゴは当時のメカニックたちが着ていたウエアのオマージュ。裾と丈はリブ仕様。右腕には、1978年のルマンで勝利した意味を持つ刺繍ワッペンが入ります。
価格:36,000円(税抜)

エンデュランス レーシング ル・マン 1978 キャップ

こちらも、フランスのエルフからリリースされている、アルピーヌ・ルノー A442Bをオマージュしたベースボールキャップ。マシンのカウルに大きく貼られたエルフのロゴとゼッケンの刺繍ロゴがキャップ中央に蘇ります。

価格:5,500円(税抜)

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