フランス・アルザス地方で名車巡礼

Dec 04,2014

こんにちは、バイヤーの岡林です。

パリ・リヨン駅前

11月初旬の肌寒くも日差しが陽気な朝のパリは、長いフライトの疲れを一掃してくれます。パリ・リヨン駅前のカフェでクロワッサンとホットコーヒーを流し込み、待ちわびた今日の冒険を考えると、駅の喧噪や広場で交わされるアベックたちのキスも気になりません。

先日、フランスを訪問した際に、フランス東部アルザス地方にあるMulhouse(ミュールーズ)に行ってきました。パリからスイス・チューリッヒに向かうTGVで約3時間。直通線があるので便利です。訪問は初めて。

地図

TGVって速いのはいいですが、快適性は新幹線のほうに軍配が上がります。

ミュールーズ

ミュールーズの到着。鉄道の“駅”のことをGARE(ガー)と言います。ここからトラムに乗り換えてまた移動すること10分。かわいらしいおもむきの駅に到着しました。最近フランスではこのトラムが増えているように感じます。

国立ミュールーズ自動車博物館

ズバリ、今回の目的はここ
国立ミュールーズ自動車博物館

以前から行ってみたかったんです!!

国立ミュールーズ自動車博物館

エントランスには自動車を模したオブジェが出迎えてくれました。トレビアン! 入場料を11.5€(約1,700円)を支払って、興奮を抑えられない小生は足しげく館内に駆け込みました。

自動車を模したオブジェ

国立ミュールーズ自動車博物館

国立ミュールーズ自動車博物館 館内

国立ミュールーズ自動車博物館 館内

館内に入るや否や、この迫力にまずは圧倒されました。

さすが博物館というだけあって、内外観のデザインは自動車のものといえども素晴らしいですね。車両の古い順から展示されているクラシックカーが整然と並んでおり、このような回廊が何列にも渡っているんです。展示車両はなんと400台で世界最大!館内を煌々と照らすランプ塔が展示車両たちを一層引き立たせています。

これらの自動車は1900年前後のもの

これらの自動車は1900年前後のもの

そもそも、自動車という乗り物の源流は馬車から引き継がれています。キャビンはまさに走る応接室。およそ時速30キロくらいで走行できた模様で、これらの自動車は1900年前後のものです。

ブガッティ Type 43 <1930年式>

1930年代くらいになると現在の自動車らしいフォルムになってきました。これはブガッティ Type 43 <1930年式>

マゼラッティBIPLACE SPORT 2000 <1930年式>

マゼラッティBIPLACE SPORT 2000 <1930年式>

アルファロメオ8Cカブリオレ <1932年式>

アルファロメオ8Cカブリオレ <1932年式> これが8Cの原型ですね。これで最高時速230キロというから驚きです。まだ第二次世界大戦前のクルマですよ。

アルファロメオCOACH 8C <1936年式>

こちらもアルファロメオCOACH 8C <1936年式> このデザインしびれます!スポーティかつエレガントの極致。

右:シトロエーンⅡB <1953年式>, 左:プジョー201M <1937年式>

もちろん、ご当地フランス車も多数展示されています。写真右がシトロエーンⅡB <1953年式>、左がプジョー201M <1937年式>。

PANHARD-LEVASSOR COACH DANAVIA <1948年式>

これは個人的に気に入りました。フランスPANHARD-LEVASSORというメーカーのCOACH DANAVIAという車両 <1948年式>

館内では時代ごとのムービーを放映

館内のところどころにこのような場所が用意されており、時代ごとのムービーが放映されています。館内はとても広いのですが、寒いのでみんなしっかりと防寒しています。

フェラーリ BIPLACE SPORT 250 MM <1952年式>

フェラーリ BIPLACE SPORT 250 MM <1952年式>ん?なぜか右ハンドル仕様(笑)

シトロエーン クーペSM <1971年式>

これも良かったな〜。ナンバープレートが中に埋め込むような仕様になってる。シトロエーン クーペSM <1971年式>

ラリー車の展示

ルノー5(サンク)ターボ

少し雰囲気を変えて、ラリー車の展示。中央は今なお日本でも人気のあるルノー5(サンク)ターボ。リアのオーバーフェンダーがたまらん。

レーシングマシンのコーナー

レーシングマシンのコーナーもあります。気分が高揚しはじめてきた。

ウイリアム・ルノー TYPE:FW15C <1994年式>

ウイリアム・ルノー TYPE:FW15C <1994年式>

ルノー・エルフ TYPE:RE 40 <1983年式>

ルノー・エルフ TYPE:RE 40 <1983年式> よく見るとアラン・プロストの文字がありました。

手前:ルノー TYPE:B195ベネトン <1995年式>, 奥:リジェ 無限ホンダ TYPE:JS 43 <1996年式>

手前はルノー TYPE:B195ベネトン <1995年式>、奥がリジェ 無限ホンダ TYPE:JS 43 <1996年式>

展示されている多くのレーシングマシン

レーシングマシンも本当にたくさんありました。すべてをご紹介しきれないのが本当に申し訳ない…。

ポルシェ・クーペ908 LH <1968年式>

ポルシェ・クーペ908 LH <1968年式>

フェラーリ・F1 312B <1970年式>

フェラーリ・F1 312B <1970年式>

キッズ用サーキット(電動ペダルカー)

子供連れでも安心です。キッズ用サーキット(電動ペダルカー)も完備されております。ゲームセンターにある自動車ゲームもいくつかありました。

いかがでしたか?これまでいくつかの自動車博物館を訪問しましたが、ここには大変満足しました。温故知新と申しますが、名車を巡礼する旅もまた一興です。

おしまい。

そうそう、ここミュールーズはスイス国境の街。せっかくなら国境を越えてみようと、スイス・バーゼルに向かったのであります。後日、バーゼル訪問記をアップしようと思います。よろしければまたお付き合いください。

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