まずは新作となるメッシュジャケットの「テンプル」から。カラーラインアップはブラックとダークネイビーの2色。素材にはKODRA NYLONの300Ｄを採用し、ミリタリースペックの高強度を実現しながら着用感にも配慮されています。KODRA NYLONとは韓国メーカーが開発したCODURAと同構造を持つナイロン製品の商標です。

メッシュ部分を両身頃と袖部分と限定しているため、風が抜けすぎることもなく適切な通気具合となっています。フルメッシュジャケットだとツーリング先などの標高が高い場所では寒すぎる、といったケースも発生するので、気候によってうまく使い分けることがオススメです。

続いてはベルスタッフとしては珍しい、編み上げタイプのライディングブーツ「リザルヴ」。ソールは定番のVIBRAM製。タンブルレザー（鞣しの後に揉んでシボをつけた革）を採用し、独自の風合いを持たせているのが特徴です。近年、バイク用としてリリースされたベルスタッフのブーツに編み上げタイプはありませんでしたので、待ちわびていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ベルスタッフらしい堅牢な作りは健在でもちろん防水製も備えています。レザー自体が防水な訳ではなく、レザーの内側にフィルムを配することで水が靴の中まで侵入することを防ぐ構造になっています。また、ブラウンはレザーの定番でよくある色と思われがちですが、実は同じ色が出しづらいため染色が難しい色だったりします。このブーツは渋目のとてもいい塩梅に仕上がっています。

来年も継続するかは不明なため、ぜひお早めにご検討ください。

定番モデルながらブラックだけ入荷がストップしており、しばらく欠品していた「エンデュランスブーツ」のブラックが待望の再入荷しました。ファーストモデルと比べるとブーツトップ正面のロゴデザインが変更になっています。ソールはもちろんVIBRAM製。フルグレインプルアップレザーを採用し、レザー本来の美しさと耐久性を兼ね備えています。

イタリア伝統のIDEAL製法（ステッチダウン）で制作されており、もちろんソールの張替えもOKです。ロングブーツながらサイドジップのおかけで着脱もそこまで苦になりません。（足首の太い方は要注意）ぜひ大切にメンテナンスして履き続けてもらいたい逸品です。