高度経済成長期の真っ只中だった1960年代に開催された「日本グランプリ」。自動車が普及し始め、人々がモータースポーツへの関心が高まる中、レースで優勝することが市販車の売上に大きく影響したとされています。
今回のポスターは、自動車業界で再編が行われていた中、当時プリンスの契約ドライバーだった生沢徹が、ニッサンとの合併により、第4回日本グランプリへ出場するチャンスを失い、急遽プライベーターとして、ミツワ自動車にあったポルシェ 906でレース出場を決意。予選でポールポジションを獲得し、決勝でニッサンの高橋国光とテールtoノーズのバトルを繰り広げ、トップでチェッカーを受けるという快挙を成し遂げました。
このレースでの勝利は生沢徹自身のレース人生を大きく変えた瞬間でもあり、その後、日本人初となるポルシェワークスドライバーに抜擢されるなど、このポルシェ906が彼自身の人生に大きな影響を与えることになりました。

今回リリースされたポスターは、既にメーカー廃盤となっていたデザインがリニューアルされ、通常の70×50cmに加え、卓上サイズとなる21×30cmの2サイズがラインナップ。70×50cmのみ、世界限定200枚のリミテッドエディションとなっているため、メーカーのストック状況によっては、販売終了になる場合もございます。

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