2024年F1イギリスGPを制したルイス・ハミルトンのグラフィカルポスター。
母国レースとなったハミルトンは予選2番手からスタート。雨が降り始めてきた18周目にチームメイトのラッセルをオーバーテイクしトップへ浮上するも、マクラーレンの2台に先行を許してしまう苦しい展開。ノリスと同じタイミングで28周目にインターミディエイトタイヤへ交換し、ピット作業のタイミングを遅らせたピアストリをパスし2位へ浮上。トップのノリスを3秒差で追う状況のなかで、少しずつ天候が回復し始めると、39周目にいち早くスリックタイヤへの交換を決めたハミルトンは、アウトラップの速さで次の周でピットに入ったノリスの前へ出ることに成功しトップへ浮上。終盤に後方から猛追してくるフェルスタッペンのプレッシャーを押しのけてトップでチェッカー。
2021年サウジアラビアGP以来となる久々の勝利を収めたハミルトンは、チェッカー後に涙を流す場面を見せ、サーキットへ駆けつけた母国のレースファンのみならず、世界中のF1ファンへ感動を与えたメモリアルレースとなりました。